小情島筏での釣果
大型の好む、タイ虫の頭をハリに刺し投げていた並継ぎ竿が、ガクン・ガクンと曲がり、
慌てて玉網を持って駆け寄り、竿を起こすと、大型魚特有のグルッ、グルッと底を這う動きが
伝わってきました。
ポンピングで引き寄せましたが、途中綱引きのようにグッ、グッ、グーーンと強烈に締め込みました。
ゆるめると前方の筏に入られるので、腰を落とし竿を溜めて耐えました。
さらに何度も強烈に締め込みましたが、水面近くではガバッと浮き上がり、一発で玉網に納まりました。
私の頭の中は、真っ白と言う表現がぴったしで、何も考えずに、必死にお魚と格闘して勝った喜びで一杯でした。
「やった。やった」と無意識に呟いていました。
真鯛を押さえておき、スカリの入り口を真鯛の頭にかぶせて収容しました。
ハリは、あごに食い込んで抜けませんでした。
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直線上に配置
広島 カキ筏からの投げ釣り
真鯛釣果写真
小情島での真鯛の釣果
平成3年8月16日真鯛81cm
ハリス4号 鯛バリ8号